ショート動画プロモーション
の勝機をつかめ!
成果を生むTikTok
活用のカギは、
クリエイティブとPDCA
ASAKO 2seconds Lab.®による対談
情報や広告があふれる中で、TikTokを活用したタテ型動画広告の影響力が、どんな商材・業種も無視できないほど大きくなっています。これからショート動画を活用したプロモーションを始めるときに、目指す成果を出すには何が大切なのかについて、TikTok for Business Japan 執行役員 稲垣 勇登氏、ASAKO 2seconds Lab.®のコミュニケーションプランナー柚木 夏希、アートディレクター大山 エミリーが語り合いました。
目次
もはや「タテ型動画」のない
プロモーションは考えられない。
その理由とは?
ASAKO 2seconds Lab.®柚木(以下、柚木):生活者の関心がテレビや新聞からスマホの画面にシフトし、多くの人が朝起きて最初に、あるいは夜寝る前の最後にチェックするのは、SNSやプラットフォームのタイムラインです。その中でも、ショート動画が色々な年代に、様々な目的で使われているというのが私たちの実感なんです。
ASAKO 2seconds Lab.®大山(以下、大山):そこで、ASAKOではTikTokがどんな使われ方をしているかについて、各世代にインタビューを行いました。若年層では、何をする場合でもまずTikTokのアプリを開き、ハッシュタグを使って行きたいお店を探したり、おすすめの動画を友人にシェアしたりする際に使っています。子育て中の女性層は、同じママ世代クリエイターの動画投稿を参考にしている。ビジネスパーソンは、ビジネスハウツー動画を見ていて、40代の方も長尺動画より、今ではショート動画を見ている時間のほうが多い、といった調査結果となっています。
柚木:ASAKOが提供しているメディアプランニングにおいても、TikTokをはじめとしたショート動画プラットフォームを組み込むことは欠かせません。ただ、クライアントさまから「そうは言っても、TikTokは10代〜20代向けのプラットフォームでは」というお声もいただきます。実際のところ、TikTokユーザーの年代層はどうなっているのでしょう?
TikTok for Business稲垣 (以下、稲垣):2020年頃から社会現象的に「TikTok売れ」というワードが日本でも話題を生み始めましたが、プラットフォームが日本でリリースされた当初は若年層の方を中心にTikTokにおける新たなトレンドとの出会いを楽しんでいただいていました。一方で、直近1,2年においては、急速にユーザー様の多様化が進んでおり、平均年齢も36歳※となっております。今後も、コンテンツの多様化や、プロダクトや施策のアップデートを通じてより幅広い世代に使っていただけるプラットフォームを目指していきます。
※博報堂DYホールディングス、博報堂、博報堂DY
メディアパートナーズの共同研究プロジェクト
「コンテンツビジネスラボ」による調査
大山:高年齢層まで広がったのには、何かきっかけがあるのですか?
TikTok for Business Japan, Global Business Solutions, Sales Director, Head of Performance Agency 執行役員
稲垣 勇登氏
稲垣:高年齢層の方にも愛されるようなコンテンツの拡充が進んだというのが大きな理由としてあります。
柚木:総務省のデータ1を経年で比較してみると、他のプラットフォームに比べて、世代は関係なくTikTok利用の伸び率が大きいんです。すでにTikTokは、幅広い世代向けのプラットフォームと言っていいんじゃないでしょうか。
稲垣:ありがとうございます。今後も幅広い世代に愛されるプラットフォームを目指していきます。
1総務省 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
https://www.soumu.go.jp/iicp/research/
results/media_usage-time.html
ASAKO 2seconds Lab.® アートディレクター 大山エミリー
大山:ターゲット層が広がるにつれて、「効く商品・業種」に変化はありましたか?
稲垣:TikTokはSNSではなく、エンターテインメントプラットフォームですので、リリース当初は、エンタメやゲーム業種におけるマーケティング活用が急速に進みつつ、同時に若年層の方を対象とするようなECやD2C業種においても広告効果の高いプロモーションの事例が多く創出されました。先程もお伝えしたユーザー層の多様化を経て、直近では人材、金融、不動産、ラグジュアリーブランド等の業界でも活用が進んでおります。特に金融においては、銀行口座の開設、プラチナカードの発行、保険のお見積りなどのプロモーションにおけるご活用、人材業界においてはミドルクラス転職からスキマバイトの求人、ラグジュアリーブランドの高単価コスメ商品のマーケティングなど、高年齢層をターゲットとした幅広い業種での活用が加速度的に広がっております。
柚木:もはや「タテ型動画のないプロモーションは考えられない時代」だと言えるかもしれませんね。