リクルート
上司×中堅×若手社員成長エピソード
上司×中堅×若手社員の本音クロストーク
新卒採用やキャリア採用を問わず、入社した会社で自分がどのように成長し、自己実現できるのかは重要なポイントだ。社内外の研修に参加して学んだ知識を生かしながら、日々の業務を経験する中でスキルを磨き、新たな領域に挑み、着実に実績を重ねていくASAKO社員たち。今回、中堅・若手のメンバー3人と上司2人に、成長やキャリアアップ、そして会社について語り合ってもらった。
それぞれのキャリアと、いまの仕事について教えてください。
上司の方は部下の仕事をフォローする上で意識していることはありますか。
上司の方は部下の仕事をフォローする上で意識していることはありますか。
-
NAGASAWA
- 私はネット広告の媒体社で営業兼マーケティングを4年間担当し、その後ASAKOに転職しました。現在はデジタルメディアを中心にクライアントの課題を解決する部署で部長を務めています。新人を教育する時に私が大切にしているのは、まず自分で仕事が進められるようになること。入社3年目くらいまでは、個々のスキルに合わせた小規模のプロジェクトから段階的に業務を任せて、自信をつけてもらいます。
-
YUBOKU
- 確かにASAKOには大小さまざまな案件があるので、小さな案件で若手のうちから裁量を持ってステップアップできるのはいいですね。そういえば新卒で入社して1年目は比較的小さな案件に関わり2年目に初めて大規模案件を担当したのを思い出しました。知識や経験が足りないと不安になることもありますが、苦戦していれば上司や先輩がさりげなく声をかけてくれます。初の大規模案件も、上司や先輩のサポートのおかげで無事に遂行できました。私は新卒で入社してから5年目までNAGASAWAさんと同じプログラマティック部でした。その時から相談しに行かなくても日常的なコミュニケーションの中でアドバイスしてくれるのがとてもうれしかったですね。その後、デジタルアカウント部に異動し今に至ります。
-
NAGASAWA
- 日頃のコミュニケーションはもちろんだけど、定期的な1on1ミーティングを通じて一人ひとりのメンバーが何を考えて、どうしたいかを聞くようにしています。社内の研修だけでなく、外部の研修やセミナーなどへの参加を促すのも、個々のスキルアップをしてほしいからです。
-
PARK
- 研修プログラムがしっかりしているのはうれしいですね。いまはプログラマティック部で社内のマーケティング研修を受けていますが、とても充実した内容で勉強になります。私は社会人5年目で2度転職しています。ASAKOが3社目になります。1社目も2社目もベンチャー企業で仕事はOJTで学んだため、充実した教育研修制度がある会社で働くのは初めてでした。チーム会や部会で担当案件について困っていることを相談したり、研修で学んだナレッジをみんなで共有したりできるのは、とてもいい環境だと思います。
-
KIMOTO
- そう言ってもらえるのはうれしいな。私は、広告やマーケティングの基礎的な知識は研修に任せて、メンバーが現場で実践する力を伸ばせるような環境づくりを心がけています。自分の事をお話しすると、中途で関西支社に入社して、プランナーとしてキャリアをスタートしました。当時を振り返ると、1から10まで人に教わった仕事は身に付きませんでした。まずは自分の力でやってみて、できないところについて教わるほうがよかった。今でもその経験を活かして部員に企画書を作ってもらう時は、細かく指示を出さないようにしています。その人なりに考えた企画の中に、私が思いつかなかったようなアイデアが盛り込まれていることもある。若手が自分で考えて、自発的に動ける環境を整えることが私の役割だと思っています。
-
TAKEUCHI
- KIMOTOさんたちのおかげで、今は新卒・中途を問わず新しく入社した人にとって恵まれた環境になっています。私が小規模の総合代理店営業を経てASAKOに転職した当時は、中途採用向けの研修が少なかったので、担当した案件を進めていく中で学びました。9年間にわたって営業を担当した後で、今年からデジタルアカウント部に異動して営業とともに第一線に立ちつつも、目的遂行のためにチームをリードする業務に就いています。営業の経験を活かしつつ、新たな領域にもチャレンジ出来ています。転職でも、異動でも、新しい環境の中で成長するなら、座学だけに頼らずに実務経験を積むほうが早いと思いますね。
制度や人、風土環境など、ASAKOで成長を実感したことはありましたか。
-
TAKEUCHI
- 私がASAKOに転職して強く感じたのは、在籍年にかかわらず仕事の裁量が大きいこと。自分から能動的に動ける人にとっては、成長するのに最適な環境があると思います。逆に何かする時に細かい指示が欲しい人や、ルーティン主義で変化への対応が苦手な人には厳しい職場かもしれませんね。
-
YUBOKU
- そうですね。裁量と合わせて責任も大きくなるけど、私は任せてもらえる方がいいです。大規模で難易度が高くて、自分のスキルやキャパシティを超えていると感じた案件でも、まずやってみるようにしています。難しい案件に挑んで自分なりのやり方で乗り越えた時に成長を実感できる。もちろん自由に邁進できるのは上司や先輩がしっかりフォローしてくれるからです。最近のコンペで大量に企画書を作成した時も、KIMOTOさんがサポートしてくれました。
-
KIMOTO
- YUBOKUさん頑張っていたものね。管理職としてはプロジェクトを主導する上長の間で頻繁に情報交換して、メンバーが悩んでいそうな時には声をかけます。若手はどんどん現場に送り出しますが、何か失敗をしてもきちんとフォローできるようにしています。失敗から学ぶことで成長すれば、業務の領域も広げてもらえるし、そのほうが仕事が楽しくなる。若い人たちを信じて任せることが大事だと考えています。
-
PARK
- 上司や先輩の方々が時間をとって丁寧に教えてくれるので、本当に助かります。入社後すぐに担当した案件でSEM広告の知識が必要になった時に、短期間で習得できたのは、NAGASAWAさんが何度もロールプレイングに付き合ってくれたおかげです。転職した当時は案件の規模や業務の幅広さに戸惑いましたが、さまざまな仕事を任されることで着実にスキルアップしています。
-
NAGASAWA
- 自分の弱点や足りない部分がわかっているなら、それを克服することは大きな成長に繋がるでしょう。新しい案件への取り組みや社内外の研修・セミナー、人との出会いなど、日々さまざまな場面で成長する機会があります。私は外部の組織が主催するマーケティング研修に講師として登壇していますが、それも私自身が学ぶ機会になっています。社内において、当社の営業担当と一緒にクライアント先のTV局を訪問した際、すれ違う人々が皆「ありがとう」「あの時は助かったよ」と感謝の声をかけてくれるのに驚きました。クライアントから厚く信頼されている営業担当と一緒に仕事をするのは、とても良い経験になります。
みなさんが実現したい目標は何ですか。
-
PARK
- いま私は主に具体的な施策を中心とした案件を担当しています。将来的には、社内のマーケティング研修で学んだことを生かして、広告運用にとどまらずクライアントの事業まで視野を広げて、本質的な課題の策定から解決、収益の創出に貢献することが目標です。まだ受けていない社内外の研修にも積極的に参加して、その知識を強みに新しい仕事に挑戦したいですね。
-
TAKEUCHI
- 新しい仕事は、多くの気づきや刺激を与えてくれるからね。広告に限らず、さまざまな案件に関われるのもASAKOのいいところだと思う。私も営業時代に、プロモーション領域だけでなく経営理念やパーパスなどを策定する仕事を初めて経験した際は得るものがたくさんあった。入社10年目で営業からデジタルに異動して、いまの目標はこの部署の第一人者になること。難しい案件の担当チームをつくる時に最初に名前が挙がるように周囲から頼りにされる人材になりたいと思っています。
-
YUBOKU
- 私もTAKEUCHIさんのように異動して役割が変わるかもしれませんが、私の最終的なゴールは、広告業界でこの仕事をしたぞ、と胸を張って誇れる実績を残すことです。いま戦略全体を俯瞰するゼネラリストになるのか、専門性を高めてスペシャリストになるのか。どちらに進むべきか迷っています。
-
NAGASAWA
- そこはじっくり考えて決めてください。ASAKOは多様な人材が集まることで強みを発揮する組織なので、個々のスキルが汎用性と専門性で二極化していくのは問題ありません。ただ、幅広い選択肢の中から、自分の目標を定めて進んでいくためには、若手のうちから業務範囲を狭めないほうがいいと思う。今後は、デジタルメディアの領域を越えた仕事も少しずつ増えていくでしょう。社内外の優れた人材と共に、そうした案件を手がけることも目標達成のための礎になるはずです。
-
KIMOTO
- 成長と共に仕事の質や目標は変わっていくでしょうね。デジタルメディアやCRMに関わると、コミュニケーションの手段は広告だけではないことを感じます。経験を通じ選択肢を増やしていってください。それぞれの目標を達成するために、また成長したい人にとってもASAKOはとてもいい環境だと思います。自発的に考えて行動し、失敗しても萎縮せずに進み続ける前向きな人を待っています。