現在の仕事内容を教えてください。
クライアントと放送局の間に立ち、広告枠を検討→交渉→買付けを行い、CMを生活者に届ける仕事をしています。地上波・BS・CS・ラジオ問わず全国の放送局と交渉・調整する日々です。いまはクライアントから放送局のコンテンツを広告に活用できたり、デジタルと連動したりする提案も求められます。放送局もCM枠を提供するだけでなく、さまざまなメニューを作っています。クライアントの課題解決のために何ができるか、どんな価値をつくれるか、CM枠の売買にとどまらない提案を心がけています。
今までの仕事の中でやりがいを感じた瞬間は何ですか?
ラジオテレビ部はクライアントと放送局の間を繋ぐ存在です。クライアント・広告会社・放送局の三社が良好な関係を築き、三社がよい結果を実らせることが大切だと思います。放送局との厳しい交渉や調整の後、提案したプランが採用されCMが放送されたあとに、生活者からの反響がクライアントの評価へとつながると、放送局、クライアント双方から「ありがとう」と言ってもらえるのがとても嬉しいです。放送されたCMを見て生活者に届いていることを実感できるのも、私たちラジオテレビ部ならではの充実感かなと思います。
どんな新入社員時代を過ごしていましたか?
前日の視聴率を日報にまとめ、毎日全社向けに配信していました。毎朝データを見て、トピックスを考えたりセールス情報をまとめるのは地味で根気のいる作業でした。放送局の担当はテレビ東京系列で、放送局側と実施につながる提案になるようコミュニケーションをとっていました。扱うクライアントは通販会社・製薬会社・ゲーム会社・海運会社・食品会社などを担当。CMを電波に乗せるには放送局の厳しい考査がありますが、新人時代からみっちり鍛えられたので、交渉に必要な作文能力が早いうちに身につけられたと思います。
あなたが今後、業務で取り組みたいことを教えて下さい。
私は岩手出身で中学3年の時に東日本大震災を経験しました。その時期は、広告を自粛する企業が多く毎日決まったCMしか流れなくなり、広告がない世界を何日間か体験しました。その経験から、広告は人を前向きにし、世の中を明るくすることも大切な役割の一つだと思っています。生活者の前向きな行動のきっかけとなるような広告を作りたいです。あとは完全に趣味ですが、フェスやイベントなどに仕事でクライアント協賛を決めて招待枠で行きたいです(笑)自分の好きなことに仕事で近づけるチャンスがあるのも、朝日広告社のよさかもしれません。
1日のスケジュール
休日の過ごし方
夏休みや有給奨励日を使って旅行に行くことが多いです。最近は好きなバンドのツアーがあったので友人と山梨・帯広・愛媛へ旅行も兼ねて地方ライブにも行きました。会社同期とも男女問わず仲が良く、よく飲みに行ったり遊んだりします。写真は同期で福岡旅行に行ったときです。女子5人では毎年恒例でテーマパークにも遊びに行ったり、同期の地元のお祭りに行くくらい仲がいいです。旅行当日の飛行機に乗れなかったり、テーマパークのチケットの日付を間違えて買っていたり、遊ぶと何かハプニングが起きる楽しいメンバーです。
メッセージ
私は就職活動で自己分析を1番頑張ったのですが、すればするほど「なんて自分はしょうもない人間なんだろう…」とがっかりしました。ですが、そんなしょうもない自分とも向き合い続けて自分が大切にしたい「仕事観」を見つけることができました。そこがブレなければ自分のやりたいことが言語化できて、いい意味で開き直れると思います。気負いすぎず就活頑張ってください!